車中こんなことが
大川 麻子先日車中でこんなことがありました。
海外からのアベック（30歳前後）が乗ってきて空いている席（２人用席）に座りました。するとすぐに彼女がお尻のあたりをモソモソ なにか気になったようです。すると財布を発見。何やら彼と話しをしているようでした。電車は当然発車しています。どうするのかな～と様子を見ていると、次の停車駅で即座に彼女は立ち上がり落とし物の財布と携帯だけをもちバックは彼にあずけ飛び降りてすぐに駅員を探している様子です。停車時間は2~３分しかありません。しかも駅員は電車のどこら辺に立っているのかさえもわからず。電車の発車ベルは鳴り発車してしまいました。彼女は帰ってきません。彼は気がかりな様子。すると2~3分して彼女は席に戻ってきました。どうやら無事に駅員に渡せたようです。私はその様子を見ていて「勇気あるな、関心する」と感じました。私だったら、停車時間がごくわずかとわかっているのなら危険な行為はせず、降車駅の駅員に渡します。でも、彼女は早く持ち主に返してあげたい 不安を取り除かせたいと思ったのでしょうか、日本語が流暢に話せるとは限りません。言語だって心配です。なかなかできることではないですよね。もう一つ私の脳裏に浮かんだのは「外国人もこんな心優しい人がいるんだ」ということ、偏見でみている自分がいました。だめですね～。人はみな同じ。彼女を見習わなければと思うこの頃です。
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