ダビンチ
最終回を迎えたブラックペアン2をご存じですか? 人口知能AIエルカノを使用した手術シーンがみどころですよね。これは、架空のものですが、現在手術支援ロボットとして「ダビンチ」があります。興味があったので調べてみました。
名前はあの有名なレオナルドダヴィンチからきています。患者に触れず、医師が患者の立体画像を見ながら遠隔操作でアームを動かして手術する支援ロボットです。現在保険適用は心臓、泌尿器科、婦人科、呼吸器科、消化器科、耳鼻咽喉科のそれぞれ一部の疾患にかぎられます。もちろん、メリット、デメリットはありますが、腹腔鏡手術のようにいくつかの小さい切開部をつくり操作するので、出血も少なく患者の負担は以前よりありません。人の手首よりはるかに大きく曲がって回転することができます。 以前泌尿器科の先生がおっしゃってましたが、立ち位置を変えなければ不可能は手首の動きをアームはいとも簡単に動かすそうです。
医療の世界もどんどん進化していくので、考え方も教育方法も柔軟に対応していかなければついていけません。患者自身も知識を得ることによりより良い治療が得られる可能性もあります。 近い将来エルカノのような機器が主流になる時代がくるかもしれませんね。
余談ですが、40年以上前に手塚先生の「ブラックジャック」の中で、すでににたような機器を使った手術シーンがあったそうです。すごいですね。