くれたけ心理相談室（横浜支部）　大川 麻子 のご挨拶

私は医療従事者として勤務する中で、患者様から「血液データがこんなに高いんだけど、どうしたらいい？」「先日テレビでこんなこと言ってたんだけど、私も心配で」「先日、友人に癌が見つかって心配になって」などなど、お話をお聴きすることがあります。

近年、テレビや雑誌に医療系の情報が多くなったおかげで、注意を促すことは本当にいいことですが、一方で一般の方々にわかりやすく伝えるため、見る方によっては少し大げさに捉えてしまう説明になっているようにも感じます。心配症の方はより心配になったり神経質になったりするかもしれません。

また、癌が発見されたとしても、医療技術は日々進歩しています。仕事や家族のことを考えて一人で悩まずお話しをすることにより前向きに進めるかもしれません。話しをするだけでも楽になることがあります。

医療だけではありません。人生100年時代と言われています。定年を過ぎたところが人生の折り返し地点かもしれません。

これからどう生きようか、自分には何ができるのか、何をしたいのか、夫婦でどう生きていこうか、など漠然と考えていらっしゃる方もおられると思います。人生経験が豊富な方々ですので、何か興味をそそられるものがあるのではないかと感じます。

そんな方達のお話しをお聴きしながら、ご一緒に少しでも日々の生活に生きがいや心の糧を見つけることができましたら幸いです。

※大川 麻子のプロフィール情報はこちらでご確認ください

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